職員の施設内における各種委員会、その他勉強会などの活動をご紹介します。

感染対策委員会より

令和2年1月16日 感染症勉強会

職員を対象に、インフルエンザ・ノロウイルスの勉強会を開催しました。勉強後のアンケート結果で、「咳やくしゃみなどの飛沫の飛距離が予想以上に長いことに驚いた」「マスクの重要性を改めて実感した」「自分が感染経路にならないように日頃から気を付けようと思った」「消毒液を持ち歩くようにしたい」などの結果が得られました。また、感染予防に必要な物品の重要性や発生時のマニュアルを見直す機会につなげることもできました。また現在、新型コロナウイルスが蔓延しており、2/1現在で国内感染者20名、国外感染者14.537名と予断を許さない状況となっています。なんといっても大切なことは標準予防策と呼ばれる、手洗い、うがい、マスク着用です。今後も職員1人1人が正しい知識をもち感染症を事前に防げるよう努めて参ります。


令和元年8月29日・30日 救急救命講習

当施設で、職員を対象に「救急救命講習」を開催しました。看護師が講師となり「人工呼吸」・AEDを使用した「心肺蘇生法」・気管に食べ物が詰まった際に行う「ハイムリッヒ法」・「背部殴打法」について実技講習を行いました。施設長、看護・介護職員は勿論、リハビリ、栄養士、事務職員等、全ての職種が参加した講習となり、施設外でも不測の事態が発生した際には少しでも人命救助の手助けが出来ればと、皆、真剣な表情で取り組んでおりました。

接遇に対する取り組みについて

  

 コスモスでは接遇の重要性を職員に周知し、サービスの向上に取り組んでおります。その評価の一環として昨年度を対象期間とし看護・介護・リハビリ職員の中で接遇が最も優れた職員を選出しました。

 これからも取り組みを続け、職員のサービス向上に努めて参りたいと考えております。

 

(写真:施設長の田中と選出された職員)

 


褥瘡予防勉強会

 褥瘡に関する勉強会を開催し、座学と実技を交えて褥瘡の基本的な知識と予防方法について学びました。

 講習後のアンケートでは『背抜きや足抜きが出来ていなかった。』『ズレや摩擦に気を付けようと思った。』『今後はベッドや衣類のしわを伸ばそうと思った。』というような意見があった一方で、『拘縮の強い方の体位変換は物品やマンパワー不足などにより満足に除圧できていない。』等の課題が浮き彫りとなりました。

 今後も定期的に勉強会を開催し、職員個人の知識や技術を向上させることで褥瘡を防いでいきたいと思います。


平成31年1月17日 勉強会

 今年最初の勉強会は「個人情報及びプライバシー保護」と「褥瘡予防」の2講義を行いました。個人情報の漏洩は、今は携帯端末からが多く、便利な文明の利器も使い方を誤ると大変なことになってしまいます。勉強会を重ね、情報の流出など起こらぬよう注意してまいります。また、褥瘡予防の講義は、今年も実技を入れた形式となりました。講師のお手本を今後のケアに取り入れて行きたいと思います。 


ドーミン・リハ体操始めました!

 ほほえみ棟では12月からドーミン・リハ体操を導入しました!まだまだ職員も不慣れな中、利用者様と一緒に覚えている最中です。日々の生活で使う動作、入浴の時に背中をタオルで洗う動作や、掃除機を使う動作があったりと、職員でも1度やるだけでもなかなか疲れます。腕はパンパンです!!身体を動かす事で『立ち座り』や『歩く』『外出』など日々の生活の基本となる動作を持続するために必要な筋肉の力や関節の柔軟性、バランス能力を保つことは転倒や転落、ちょっとした事故の防止にも大きく役立ちます。 

 ゆっくりでも、休み休みでも、少しづつでも構いません!皆さんも是非是非やってみてはいかがでしょうか?


平成30年11月15日 勉強会

 コスモスでは全職員を対象に少なくとも月に一回は勉強会を開いております。

今月は「認知症ケア」「虐待防止」「記録」の3講義を行いました。職員の何気ない言動により、ご利用者様の認知症状を進めてしまうことがあります。私どもは、そのような言動が無いようケアに携わることを常に心掛けております。又、施設長からは当施設の認知症のご利用者様の症状を分析し、その関わり合いを具体的に検討し、お一人お一人に合ったケアを目指すための勉強会の開催が提案されるなど、白熱した論議が繰り広げられました。


平成30年10月18日 感染予防勉強会

冬が近づくと私たち医療従事者は「感染症の季節」と身構えてしまいます。感染症は年中あるのですが、近年ではインフルエンザやノロウィルスなどは特に冬に猛威を振るう傾向にあります。私たちは毎年必ずこの時期に感染予防の勉強会を開き、感染予防に力を入れていますが、皆様もマスクと手洗いを十分に行い、感染症を患わないよう気をつけてお過ごし下さい。


口腔ケア委員会より

 86( TK株式会社様より講師をお招きし、一般棟入所者の方を対象に“口腔ケア”について勉強会を開催しました。なぜ口腔ケアが必要なのかについて理解を深めると共に、実際に使用されている歯ブラシとコップを持参して頂き、正しいブラッシングを実践形式で学ました。口腔ケアをしっかり行うことで口の中が清潔に保たれます。そして口腔機能が回復することにより正常な味覚が戻り、同時に食べる楽しみが増し、体だけでなく心の健康にも繋がります。

 今後も入所者様の生活の質が向上し、いつまでも元気に自分らしく生活できるようにアプローチしていきたいと思います。

 

安全対策委員会より

 安全対策委員会では、事故についての原因や対策を常に考え、日々事故防止に努めています。しかし、事故をゼロにするということは、実際にはなかなか難しいことです。

 そこで、スタッフだけではなく利用者様にも事故防止について理解していただき、利用者様ご自身の不注意が原因となる事故を少しでも減らしたいという観点から、なごみ棟(一般棟)利用者を対象に勉強会を開催しました。①介護老人保健施設の役割、②筋力を低下させないための過ごし方、③補助具(車椅子、歩行器、杖)の正しい使用方法、以上の3点を学びました。

 とても反響が大きく、利用者様自身の意識付けのきっかけとなる有意義な勉強会になったと感じています。これからも安全対策委員会をはじめ、スタッフ一同で事故防止に努めて参ります。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い致します。

 

       

↑よくある事故の例を職員が実際に再現    


平成30年6月21日 勉強会

  

 

 6月の勉強会では「認知症ケア」について、より深い内容を学びました。コスモスのベテラン介護福祉士が講師となり、新人介護福祉士だけではなく全介護職員に対しBPSDの理解・個人の特徴に合わせた介護の意識付けをしました。

 今回の勉強会では、資料として中央法規出版の介護専門職の総合情報誌「おはよう21」を使いました。当施設では、毎月「おはよう21」を定期購読し、介護職員の知識向上に努めています。また、職員教育にも力を入れております。介護職に興味がある方は、コスモスで一緒に働いてみませんか? 


制服が新しくなりました!

平成30年64日(月)、4年ぶりに制服を新しくしました!!

職員一同、心機一転これからもはりきって仕事に臨みたいと思います!

介護職員

リハビリ職員

看護職員


平成30年5月17日 勉強会

 今回は、『花王』の方から食中毒予防の基本「手洗い」について講義をして頂き、医療・介護従事者として改めて正しい知識を身につける良い機会となりました。気温が上昇すると食中毒が発生しやすくなります。また、季節外れではありますが最近「ノロウイルス」発生の情報もあります。感染症の予防には、「手洗い」の徹底が必須となりますので、今後も徹底したいと思います。

平成30年3月15日 勉強会

 4月より医療と介護報酬のダブル改定があります。コスモスでは今後の介護報酬の改定について、より多くの職員が内容を理解し、施設サービスの今後の展開を考えることが出来るよう勉強会を行いました。介護施設の職員とは言いつつも、改定の内容をあまり理解しないで働いている場合があります。コスモスでは、職員一人ひとりが介護業界とそれを取り巻く環境などを意識して取り組むことが出来るよう、学ぶ機会を作っています。 


褥瘡予防勉強会~平成30年1月18日~

 

今回の勉強会では、職員が実際にベッドに横たわり、「頭と足の部分をギャッチアップすることで、全身のどの部分に圧力が掛かっているのか」を体験しました。この体験により、お尻や踵、肩胛骨辺りには圧力が掛かりやすいということを、身をもって実感することが出来ました。

圧力が掛かったままにしていると「褥瘡」(床ずれ)になるリスクが高くなり、それを防止する為には左右に体の向きを変える「体位交換」を行う必要があります。ご家庭で介護なさっている方も体位交換をされていると思いますが、とても大変です。

そこで、圧力が掛かっている状態で体とベッドの間にビニール袋をはめて手(腕)を入れ、横になっている体の頭から足まで手(腕)を動かしていくと、お尻や踵などに掛かっていた圧力が抜けて体が少し楽になると思います。定期的な体位交換も必要ですが、体位交換との合間に試してみてはいかがでしょうか。


安全対策委員会より

 

 安全対策委員会では今年度、「スピーチロック0」に向けた取り組みとして、スタッフを対象にアンケートを実施し、その結果をもとに勉強会を実施しました。スピーチロックとは、「言葉によって相手の行動を制限・抑制する対応」と言われており、当施設においても言葉の抑制を出来る限り減らす取り組みを行っております。

 高齢者の事故を防止するため・・・と何気に使用している言葉が利用者様の行動を制限し、行動障害や精神的な不安を引き起こすこともあります。アンケートや勉強会を通して、スピーチロック0を目指し、より良い施設となるようこれからも取り組んでまいります。 

業務見直しサービス向上委員会より

 

コスモスでは昨年の10月から敷地内全面禁煙に取り組み、それに伴い、多くの職員が禁煙に成功しました。「朝起きるのが楽になった。」「風邪をひきにくくなった。」「疲れにくくなった。」「荷物が軽くなった。」「タバコの嫌な臭いがしなくて快適。」「お金が減らない。」などの多くの前向きな声が聞かれています。

東京オリンピック招致に向け受動喫煙防止法に対する議論も活発化しています。今時タバコを吸うのは時代遅れなのかもしれません。喫煙されている方もこの機会に禁煙してみませんか? 


平成29年11月16日勉強会報告

11月は、「認知症ケア」「介護予防」「高齢者虐待防止」の3講義を行いました。認知症と高齢者虐待は密接な関係を秘めています。皆さんもお気づきかと思いますが、認知症の方々の介護は介護職員であっても大変です。そのストレスから虐待に繋がるケースもあります。私たちコスモスは、高齢者への理解を深め、認知症ケアの知識・技術向上を念頭に高齢者虐待に繋がる要因を一つひとつ防止できるように取り組んでいます。また、地域交流を兼ねて、定期的に「認知症カフェ(名称:ほほえみカフェ)」も行っておりますので、お近くに認知症を患い、ご家庭で介護をされている方、困っていることがあればご相談して頂ければと思います。宜しくお願いします。

 

ノロウィルスの勉強会を開催~平成29年10月19日~

 インフルエンザやノロウィルスなどの感染症が猛威を振るう季節が近付いてきました。

 この度の勉強会では、万が一感染症が発生してしまった時に職員が感染区域を拡大させないよう「感染症発生時の初期対応」として、感染力の強いノロウィルスを想定したシミュレーション(模擬訓練)を実施。職員の役割分担や嘔吐物・感染廃棄物の取り扱いなどをしっかり学びました。

 一番は、感染症が発生しないことです。その為には、「手洗い」と「うがい」が最も重要です。皆様もコスモスに来設された際には、手洗いとアルコール消毒へのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

感染予防対策委員会 

ノロウィルスを想定した模擬訓練の模様

施設慰問・職場体験

 9月~10月は、コスモスの近隣にある「新さっぽろ幼稚園」の園児や「厚別通小学校」の児童が施設慰問に、「厚別北中学校」の生徒が職場体験に来てくれました。

 園児は、とても可愛らしい手遊びや歌を披露してくれました。小学生には、一緒に体操に参加してもらったり、クイズなどの出し物をしてもらいました。中学生には、体操や出し物の他に、施設内見学や歩行補助具等の使用体験を行ってもらいました。

 ご利用者は普段施設では見られない可愛くてフレッシュな来客に沢山エネルギーを頂き、より一層元気に長生きされることと思います。施設慰問や職場体験に来てくれた皆さんには、将来一人でも多くの方に高齢者福祉の道に進んでいただけるよう期待しています。

 

厚別通小学校 児童の皆さん

新さっぽろ幼稚園 園児の皆さん

厚別北中学校 生徒の皆さん


平成29年度 救急救命勉強会~平成29年8月28日・29日~

 毎年、全職員を対象に行っている救急救命の勉強会を82829日の2日間で行いました。

昨年度は、消防署のご協力のもと開催しましたが、今回は職員がこれまでの経験や蓄えた知識を発揮する場と位置づけ、施設看護師と介護主任が講師となって指導し、応急手当の基礎からAEDの使い方まで実践形式で学びました。

安全対策委員会・口腔ケア委員会より

 なごみ棟(一般棟)で、日々の暮らしで大切な事をご利用者様に知って頂く取り組みを行いました。 

 施設での生活を安全に過ごして頂く為に、安全対策委員会が事故予防講座を開催。移動補助具(杖、歩行器、車椅子)の正しい使い方や筋力低下を防ぐ為の運動などを実例を挙げながら解説しました。

 また、口腔ケア委員会では、TK株式会社から講師をお招きし、実際に皆さんが使用されている歯ブラシで、ブラッシングの指導を行いました。口腔ケアは、虫歯や歯周病予防のためだけではなく食べる楽しみ、運動機能の向上、誤嚥や窒息の予防にも繋がります。また咬むことは認知症予防にもなるとも云われています。

 今後も職員一同、事故防止に努め皆様の健康寿命を延ばす手助けができるようアプローチしていきたいと思います。

 


委員会からのお知らせです

 職員が講師となり、勉強会を実施しました

 最近、介護施設等での「虐待」について報道されることがあります。コスモスでは、「高齢者虐待」と「高齢者の権利擁護」について勉強会を実施し、虐待などが起こらないよう努めております。利用者様・ご家族様のご期待に添えるよう、これからも精進して参ります。

          ~安全対策委員会~  

 季節は夏になろうとしています。暑い日が続きますと「食中毒」が心配になりますね。衛生管理の基本は手洗いです。コスモスでは、職員ひとりひとりが手洗いを徹底し、予防をしっかりしたうえで仕事をしています。

       ~感染対策委員会~


平成29年5月18日 消防避難訓練

 5月18日(木)、防災協会立ち合いの下、消防避難訓練を行いました。火災が発生した場合の対処の仕方や避難経路を再度確認いたしました。

 当施設では、年に2度、避難訓練を実施しております。今後も定期的に避難訓練を行い非常事態に備えると共に、火災等が発生しないよう安全管理、事故防止に努めます。


新しいカラオケ機器を導入!

 この度、コスモスでは、新しいカラオケ機器を導入しました。懐かしい曲から話題の曲まで、幅広く様々な曲をご提供できるようになりました。

 カラオケは、脳を刺激して脳や体の機能を活性化させたり、自然に腹式呼吸になり心肺機能を高めたり全身の血流を良くしたり、口を動かすことで喉や口周りの筋肉を使うので特に高齢者にとっては飲み込む力をつけることができたり、ストレスを発散及び軽減し自律神経を安定させて血圧を下げる等の効果を期待できると言われています。 

 入所の方には毎週水曜日、通所の方には毎週木曜日、カラオケを楽しんでいただいています。皆さんも、コスモスでカラオケを楽しく一緒に歌いませんか?きっと健康維持にも効果があるはずです。


平成28年度 看護・介護研究発表会~平成29年3月8日開催~

 コスモスでは、介護現場における症例・事例を、科学的・客観的に研究・分析しています。その研究・分析結果を施設内の職員全員が共有し、サービスの向上につなげることを目的に、毎年「看護・介護研究発表会」を開催しています。

 今年度は6つの演題が発表されました。どの研究発表後も多角的観点から様々な質疑応答、活発な意見交換がなされ、また、外部審査員のALOHA OLA代表 山﨑優子氏からも高評価を頂きました。

 今後も、知識を深め技術を高めるために、施設全体で取り組んでまいります